オタク、滝行に行く(+かまぼことちくわを作る)
オタクの変わった現場のレポ大好き!ということで滝行レポと口コミだよ!旅行記だからダラダラ書くよ!滝行のまとめだけ知りたい人は一番下までスクロールしてね!
オタク、滝行までの道のり
2025/08/16 5:30 都内の我が家の最寄り駅
ーー滝行の朝は早い……(ガチ
普段から「趣味でもねーのに早起きできるか(趣味は早起きする」をモットーに生きているが、今日は5時起きとなかなかのもんである。飛行機乗るとき並。
駅に3人の子供を連れた親子連れがいる。ド早朝からお疲れ様です。
2025/05/02 滝行の場所と日程が決まるまで
「煩悩を消したいから滝行をしたい」
何かとアクティブで"好き"をいっぱい持ってるフォロワーHが唐突にそう言い始めた。過去に煩悩を消し去ろうとバンジージャンプをやっていたおもれー女だ。滝行……?と思っていたら「えっ滝行!?一生に一度やってみたい!やる機会なんてないじゃん!」とノリノリで乗っかってきたのは特に煩悩に困ってはいなさそうなオタクのK。これまたフッ軽のおもれー女。さすがフッ軽。乗り方がノーモーションすぎる。
そう言われてみると確かに機会もないとやらんこと一回くらいやってみるか……とそこそこ程度のフッ軽の私も「じゃあ関東圏内ならいく」と乗った。私も好きが複数あるタイプなので煩悩、消すかー(消えるか?消したいか?)の気持ちもあった。
関東圏内は複数滝行ができるところがあるらしい。写真から見える滝の水量や行きやすさ等を鑑み、小田原の大乗院さんに決めた。ちなみに水量は「ある程度多そうに見える」のを選びました。
小田原?じゃあ帰りにかまぼこ作りしようぜ!までノリノリで決まる。少なくとも食欲は失せてない前提である。
小田原・箱根の観光地 鈴廣かまぼこの里|箱根・小田原のお土産を販売する観光スポット
そしてフッ軽かつもだもだするのがそんなに好きじゃないタイプのKがいたことがあり、5月中には滝とかまぼこ体験の日程が決定。8/16だ!
なんだかんだで5月の後半にオタクNも追加。これで四人で一蓮托生が決まる。滝行の絆は一生の縁。
2025/08/15 21:00 滝行前夜の自宅
滝行の荷物をまとめる。白Tと水着が寺から呈示された荷物だ。一応タオルと替えの下着を持っていったが、タオルは持っていって正解だった。
2025/08/16 5:15 滝行朝の準備
化粧しなくていいよねえと言っていたが、滝で打たれるのならMACのウォータープルーフアイベースパワーを確認してえということで軽めのベースと眉毛とアイシャドウだけつけた。果たして滝に勝てるか。だがキープミストは忘れたのであとは野となれ山となれ。
2025/08/16 5:45 自宅最寄り駅から乗った電車
電車に乗った。最近ハマってる芸人のラジオ聞くか……ということでイヤホンをつけようとしたら2回落とした。幸先が悪い。
この時間の高田馬場のくせに人が多い。みんな早起きなのか、遅寝なのか。
山手線でHと合流をする。
2025/08/16 6:20 品川駅
東海道線が遅れていることが判明。8時半現地集合、8時に最寄り駅に着予定だったがなんとこの時点で間に合わなさそう。おいまじか。
急いでタクシーを予約。GOアプリつかえねえ!Kがubertaxiで予約を取り付けた。大丈夫かな……このタイミングでNと合流した。初めましてーいつもXでお世話になっておりますー(滝で初対面というオモロ現象)
2025/08/16 6:52 東海道線
9分遅れの東海道線に乗った。けだるげな人間しかいない。それはそう。滝行メンツも欠伸を噛み殺しつつ乗っている。
私はわりと緊張していたが、Nは想像がつかなすぎて全然緊張してないです、といっていた。
2025/08/16 7:51 JR東海道線 国府津駅
5分遅れで国府津駅着。そういえばこれでこうづって読むらしい。神奈川在住のHの実況により御殿場線が待っていてくれていそう、という情報もありtaxiをキャンセルし、無事乗り換えもできて安心した。
オタク、滝行をする(前準備)
2025/08/16 8:00 JR御殿場線 下曽我駅
地方ローカル線の駅ーー!って感じの駅についた。ホームに降りたら前の電車に乗っていたHが手を振っていた。これで滝メンツが揃った。KとかNは「秩父を感じる……!」って言って喜んでいた。田舎出身なので私は実家を思い出していた。最寄りこんなんだったわー。そこから徒歩で大乗院まで向かう。
2025/08/16 8:30 大乗院


大乗院に着。町中にあるちょっとしたお寺、といった風情。本堂が素敵。標語、いいこと言うね。
人の良さそうな住職さんが出てくる。ほかに男性と、女性の一人ずつの参加者。
住職のしゃべりがとにかく慣れてる。「皆さん、何のつながりですかー?仕事仲間?」「ととと 友達ですー」のいつものやりとりをする。
個人情報を書き血圧を測る。普段の血圧も書かされる。注意事項に体調不良、寝不足、体力に自信のない方はご遠慮くださいとの記載もあった。
水着と白Tシャツを着た上に道着を着る。私は昔アサイラムフェスでもらったI♥ASYLUM(Iがサメ型)のTシャツを着た。上に道着を着るのでベースが白ならなんでもよさそうだった。
滝行の説明を受ける。数珠を受け取る。住職が滝行では声をだして行いますーと説明したときの「エイッ!エイッ!」の声がものすごく大きくて一発目本当にびっくりした。滝郷の滝、という滝に行くらしい。急な冷えによる頭痛が起きたり、パニックになったりすることもあるので、遠慮なく言えと散々言われる。
願い事は考えてきましたか!と言われ願い事を言えるシーンなのか……知らんかった……になり素直に私と私の好きな人たちの健康と幸福と幸運にした。まるっとした願いだ。幸運にはまぁ、チケット運とかも含まれている。「祈願!」と住職が叫んだあとに願いを叫んだあと、「ボロン!」とコーレスで3回叫ぶらしい。ボロンは仏教用語で祈願成就を祈っての言葉らしい。
説明の合間にまたこちらに話が振られる。「みなさんご趣味でーなんの趣味ですかー」K「観劇ですー」「えっじゃあ宝塚とか」K「そそそそそそうですぅー」なんか過去にうちで宝塚のOGさんが滝行したんですよね!とか言い出してビビる。いいんかそんなこというて思ったらどうやら映像をなんかで使ったらしいのでまぁいいやろう……
滝行で実際に読んでもらう御経を太鼓を叩きながら読むのを聞く。目を閉じていたら太鼓って言ってたのに法螺貝の音が出てきて驚いて笑いかけた。目を閉じるとミーンミンミンミンと蝉の声が遠くで聞こえる……夏だ……としみじみしていたら法螺貝のブオォーーーにあわせて蝉の声もどんどん大きくなっていってセッション……!?!!?バトってる……!?!???って思ってしまい笑いをこらえていたのに吹き出してしまった。法螺貝のターンが終わりリズミカルな太鼓と御経が身体に響き渡る。蝉の声は落ち着いた。蝉、法螺貝にだけ反応するんだ……。リズミカルな経はエンターテインメントだよな……そりゃ踊れるよな……みたいな気持ちで、一体この経は何を祈っての経なのか気になった。
2025/08/16 8:50 滝への車にて
経も終わり車に乗り込む。住職+我々+1人参加の男性、もともと車で来ていた女性、寺側のアシスタントの僧侶の3台。
住職はとにかく話を途切れさせない感じで、さらに我々はどういうオタクなのかを聞いてきた。「何度も見る感じなんですかー」「ハハハ笑 ハイ(乾いた笑い)」「チケットって取れるもんなんですかー?」「えーっと 取れませんがやりようはあります」みたいなヅカオタによくありがちな会話だ。
先程の滝行に来たOG誰やねんトークにもなり、「コロナ前卒業」「身長の高いカッコいい人。多分男役さん」「ソロコンサートの映像で使う」「海っぽい名前の人だったんだよなぁ」という意見のもと探し始める。「望海さん……?コロナ後だからなあ」「朝夏まなとさんは?」「北翔海莉さん!!」で最終的には名前+滝行でググってようやく検索でヒットしたのは「七海ひろき 滝行」だった
One-man LIVE773“GALAXY”|Blu-ray|DISCOGRAPHY|七海ひろき ARTIST WEB SITE
ひろきのお兄様確かに滝行やりそーー!!で大盛り上がりした。映像特典の「七海ひろき「滝行」に挑戦」「七海ひろき「バンジージャンプ」に挑戦」、面白すぎるだろ。というわけで大乗院さんで滝行するとひろきのお兄様と同じ滝で滝行できます(多分女性だと滝郷の滝でやるんじゃないかな、七海さんと同じ滝がいいですとメールに書いたら多分確実にいけそう雰囲気あります)
聞き耳を立てていたら同行の男性がすごいリピーターだった。そんなにいいのか、滝……。
最近まで雨降ってたんで水量多いと思うんですよねー、と言い始める。途中の川の見た目で水量で測るんですけど、少ない時の10倍くらいはありますねーとのことでビビる。
2025/08/16 9:30 滝への駐車場
車が止まる。山だ。
はいっちゃダメそうに見えるけど入って大丈夫なんですよねーのところを入っていく。
直近に見た映画が近畿地方のある場所についてだったからこーいうの入った先に……みたいなのJホラーにあるあるだよなーって思った(そしてこのブログ自体近畿地方の資料みがある)。実際はのんびりとしたいい渓流だった 車は入れないけどようにしているだけで、普通に入っていいっぽい(本気で伝手なしで行きたい人は一応自治体には確認はしてほしいが)。虫取りの子供とかもいるらしい。

観光用に用意してあるであろう、古びた木のテーブルの上に荷物を置いていく。車移動の際に書いた、寺のアシスタントとしてきてくれる僧侶さんが見ていてくれるらしい。
このタイミングで男性は着ていた道着を脱いでふんどしになるのだが、とにかく住職の上半身の鍛え上げられ方に驚く。僧帽筋仕上がってるぅ!
オタク、滝行をする
2025/08/16 11:20 滝郷の滝近くの渓流
滝が終わった。とりあえず経緯を書く。
まず滝に行くまでに浅めの川をざくざく渡る。打たれる場所はさらに一段上がったところにある。流れが少し急で危なさそうなところは住職が手を取ってくれる。
まず川を渡りきったタイミングで準備運動。といってもアキレス腱を軽く伸ばしながら、「エイッ!エイッ!」という練習。本番で声を出すぞー、の気持ちで結構頑張って声を出した。
このタイミングで塩を塗った。前は自分で、背中と頭は住職がやってくれる。結構な量の塩を全身(といっても道着の上)にまとった。

住職が抱えてきたハシゴをかける。3mくらいあるらしい。このハシゴにたどり着くまでもミニ滝つぼ〜川に至るまでの水の中を歩くが、「気をつけてくださいねー深くなってるんでー」と言われ、へぇーと思っていたものの、さっきまで膝下だったのが急に腰くらいまでの深さになり本気でビビる。上から見るだけで底の深さはわからないの本当なんだ。
みなさん、川を甘く見ると重大な事故につながりますからね。
水難事故等に関するQ&A(よくある質問) - 岐阜県公式ホームページ(河川課)
最近デス・ストランディング2をやっていたので、山中でハシゴを登る体験できたのちょっと面白かった。登ってる途中はいいが降りる時がやっぱり怖い。サム、いつもハシゴから落としてごめん、サムももーちょい気をつけて這いつくばって渡ってよ。
一段上がったところにある滝つぼは、12畳くらい?の少し開いた感じの場所。

いえーい(調子乗ってる著者
とにかくずっとドドドドド…………音が鳴り続けている。が、まだまだ近づけばちょっと声を張れば聞こえる感じ(それでもただでさえ人の話を聞き落としがちの私は何度も聞き取れないシーンはあったな)
一瞬小雨も降っていた曇り模様なことも相まって、とてもひんやりとしていた。木立の中にあるため日陰で、たまに水しぶきも感じてとても涼しい。この日の横浜は32度だったらしいが、20度ちょい下回るくらいかな。避暑って感じだ。
「怖がる人とテンション上がる人がいるんですよねえ」という住職の言葉があったが、我々のチームはみんなノリノリだった いえーい!やったるでー!
まず住職が一人で滝に入って経を読む。なんか迫力がすごい。ドドドドドという滝の音の合間にいい声でリズミカルな経が響く。2分くらいで速く読むと1分半、と言っていたが思ったより長い気がする。
「やっぱり結構水量が多いので、本当に無理な人は言ってくださいね」とさらに脅される。どうやら滝が強いところと弱いところがあるらしい。4人で入るとなると、真ん中より端の方が勢いが強そうなので並びを決めておいてください、と言われた。1周または2周できるらしいが、無理そうなら絶対に無理はしないでね、戻っていいからね、と言われる。
まず一人の男性が住職とともに滝に入るのを外から眺める。Hは男性にスマホを預けられ、撮影をしていた。住職は儀式用の棒とGoProを持っていてなんかシュールだった。滝の外側にいるときはまぁ普通だったが中に入ったら急に頼りなさげに見えた。願い事を言うシーンが思ったより長い。えっこんなに長いの?と思ったらめちゃくちゃ男性は文章で叫んでいた。長い。すごい願ってた。滝行全体でトータル5分くらいだったっぽいけど、ものすごく長く感じた。
男性のあとは女性。今度は女性にスマホを託されて私が撮影した。意外とアングルが難しいな……の気持ちで動画と写真を大量に撮った。女性は終わったあと明らかに体調が悪そうな顔をしていて、早めに着替えに帰っていた。
そしていよいよ私たちの番だ。勢いの強い端はHとKがノリノリで立候補した。入る順番はK、N、私、Hの順になった。Kのスマホを男性に託す。よく見たらふんどし一丁の男性の手がすごく震えててそんなに…………の気持ちになる。
壁に手を伝わせながら滝に入る。本当に滝の中に入るまでは行けるやろ!と思っていたが、入った瞬間、「あっこれ死ぬ?」みたいな息のできなさが来た。上からたたきつけられる重圧。ドドドドドという轟音。5秒に1回でかい塊で肩や背中を殴られる感じ。大量な水って根源的な恐怖なんだ。
「声を出さないと息ができなくなりますからね」と事前に言われていたのだが、ここまで息ができなくて怖いのか。確かに腹の底から声を出さなきゃ負ける!!!!!!!!という気持ちから、本気で腹の底からエイッ!エイッ!エイッ!エイッ!と叫び続ける。
ちょっとパニックになったっぽいNがどうやら救いを求めたらしく住職に手を引かれ滝の外側に行く。さらに不安感が募ったものの右目の端にKを見て、Kも頑張ってるし負けない!いける!でなんとかもたせる。ひたすら夢中で「エイッ!エイッ!」を続ける。えっこれ端の2人もっと強いとこいんの?マジで?の気持ちになる。
叫び続けていると最初の恐怖は少しずつ和らぐものの、気を抜く間もなくドカドカと殴られるような痛みがくる。痛い!怖い!よくわからない!
経を読みながら住職が近づいてくるがめっちゃGoPro持ってる……になってちょっと撮れ高を考えて声をさらに出してしまった。
経も最後の方になる。事前に寺で経を読んでいたのは、「こー言う流れなのでここらへんまでくるとラストの盛り上がりのあたりだからあとちょっとだよ!」のなんとなくのアタリをつけるにも必要だったんだなとあとになって気づく。経が終わり一瞬の間のあと「祈願!」の叫びが聞こえる。とりあえず健康と幸運!!!健康と幸運!!!私の好きな人たちの健康と幸運と幸福!と叫んだ。思ったより長い!「ボーローン!」「ボーローン!」のコーレスを3回行って。じゃあ出てください!あなたはこっち!あなたたちはこっちから!と誘導され滝から出る。
「これが先ほど打たれていた滝です」と見上げると、相変わらず轟音を響かせながら大量の水しぶきを上げていた。打ち付けられる前と変わらないのだろうが、滝に入る前より雄大に神々しく、瑞々しく見えた。
「ありがとうございました!」という住職の声のあとに続く「ありがとうございました!」も思わず力が入り、腹の底から声が出た気がする。自然の前には人体なんてちっぽけなもんだと思い知らされる。
終わった時には思わず笑いがでた。まじでアドレナリン出てたんだな。前半に救い出されていたNは「そういえば泳げないの忘れてた……」と呟いていた。(Nは別に完全に抜けたわけではなく、前半は息はできるあたりで滝に打たれ、慣れてからちょっとずつ内側に入れられていたと思う)
めちゃくちゃ怖かったけど、なんかうわ!!すごかった!!楽しい!!で「もう1周できますが、一旦落ち着いてからにしましょう」とのこと。確かにアドレナリンがだばだば出ている感じはあった。一瞬転びかけてふらっともしていた。
2回目は真ん中ではなく、端でやりましょう。息はしやすいですがちゃんと辛いですとのことで端の方で打たれることにした。息はさっきよりはるかにできる、でもやっぱり5秒に1回はドカッドカッと水の塊に背中や肩を打ち付けられてやっぱり辛いのは辛かった。(ここが薄いのはこれを書いている翌日の夜に正直あんまり覚えていないからである。1回目の"あ、死ぬ"の気持ちがあまりにも鮮烈すぎた。やっぱすぐ書かなきゃだめだね)
もうこれでずっと楽しみにしていた滝行も終わりか、と思うと名残惜しくなった。雄大なる滝郷の滝よ、ありがとう。
その後住職と、アシスタントでやってきた僧侶が滝行をさらに行うとのことで、我々は荷物のところまで戻る。行きは住職が丁寧に手を引いてくれたところを自分たちで帰るのはちょっと怖かった。なんなら1回転んだし。メンバーで一番私が年上だったせいもあり疲労がすぐさま来ていたが若者たちは元気そうだった。生命の強さを感じる。(けどやっぱりすごい疲れが後ほど来ていたのでやっぱりアドレナリンってあるんだなって思った)
戻ったところには着替え用の1人だけ入れる縦長テントが4つ用意されていた。タオル等はなかったので、持参してきたバスタオルで体を拭きつつ着替えようとしたらテントに虫が入ってきてギャーーー!!!と大混乱が起きた。私は比較的虫が大丈夫なのと、虫の入ってないテントで着替えられたが、着替えるのを諦めたメンバーもいた。滝より虫のがつらかったらしい。(まあ滝は辛いと楽しいどっちもあったしな)
住職、僧侶が戻ってきて、お片付けをして車に乗り寺まで移動する。
2025/08/16 12:15 大乗院
寺に戻ってきて、着替えきれなかったメンバーが着替える。とても田舎にありがちな二間つづきの畳の部屋に低めの机で、祖父母宅力が高かった。「なんか疲労がヤバいまじそのまま寝れる」みたいな話をする。顔を見たらまぁ見事にすべての化粧が落ちていた。さすがにMACのウォータープルーフのアイシャドウベースも勝てはしない。
住職がGoProの映像をくれるというのでもらった。1回目の滝行は入るところからありがとうございました!まででトータル4分にも満たない時間だった。あんなに、あんなに長い4分、あるんだ。時間って本当に相対的なものなんだな。
あと風呂に入らなくてもべたべたしたりとかはなかった。海水と違って塩分がないので、風呂に入らなくても気持ち悪い、みたいなのはなくてよかった。
住職が最寄り駅もしくは最寄りの便利な駅まで送ってくれる、というので小田急線の駅まで送ってくれた。希望者には風呂に入れるところとかにも送ってくれるらしい(※2025年8月現在の情報)。
次の予定を聞かれて「かまぼこの里でかまぼこ作ります!とりあえず小田原に行きたい!」と伝えたら「小田原でごはん食べるなら最近インバウンド目当てでできた「やってんねぇー」みたいなフードコートが駅前にできたから見てみるといいよ」といわれた。駅に着き、電車に乗り小田原に移動した。
2025/08/16 12:45 小田急線小田原駅
小田原駅に着き「お腹すいたーー!」となりとりあえず飯だ!になる。メンバーで鮮魚苦手メンが結構いたので肉で確定。駅ナカの建物はそんなやってんねぇーじゃなくない?と思い東口を出てすぐに右を向いたら確かに「やってんねぇーー!!」と言いたくなる感じの建物が。
HPから溢れ出る「やってんねぇー!」感!!
なんか人だかりがある……と思ったら猿回しをやっていた。やってんねえー
フードコートよりちゃんとした席がいい、ということでとんかつを求めて歩き回る。なんかすごい分かりづらくて、2Fのとんかつ屋に行くのに3F→1Fまで降りる→2Fのエスカレーターに乗るという謎のルートを辿った。鮮魚の店は人が待ちまくっていたがとんかつ屋はカウンターだったが並ばずに入れた。
滝行、大変カロリーを使ったようで普通に腹が減っていてしっかりとんかつを食べた。「煩悩を払いたい」で始まってたはずの滝行だったが、とんかつを待つ間のトークは何時も通り煩悩にまみれたオタクトークだった。
とんかつがきて、私がソースをぶっかけたあとにHが「とんかつ、塩で食べる通ぶりたい」とか言い始めて、そういうのは早く言えよ私も塩で食べてみたかっただろ、とHに悪態をついた。
オタク、かまぼことちくわを作る
2025/08/16 13:40 小田急箱根登山線 風祭駅
とんかつを食べ終わり、14:30受付のかまぼこちくわ作り体験に間に合うように、そのままかまぼこの里に行くかーと箱根登山線に乗り込む。1本逃すと20分はこない電車に滑り込む。
最寄りの風祭駅には、小田原から箱根登山線で二駅で着いた。駅の目の前がかまぼこの里で、この駅は鈴廣に支配されてるエリアだ……!になった

夏こそかまぼこらしいです。
まずはかまぼこ売り場がぼーんとあって。なんか冷たいもの食べたい!ということでジェラートを食べた。
これは私の季節限定の桃ジェラートだが、ジェラートには伊達巻があった。伊達巻……?と思ったらチャレンジを厭わないフッ軽のKが伊達巻ジェラートを頼んでいた。私は卑怯なので一口ちょーだいをしたが、伊達巻ジェラート、最初はクリームチーズっぽいが最後に明確に魚の生臭さがあって、なんかすごく不思議だった。Kいわく「単品で食べるとちょっとかわったクリームチーズくらいの感じだけど別の味食べると魚みが増す」とのことだった。気になる人は是非食べてみてね。
2025/08/16 14:30 鈴廣かまぼこ博物館
かまぼこの里を出て右手側、かまぼこ博物館にて体験の受付。盆休みの終わり真っ盛りでめちゃくちゃ子供が多かった。すいませんねいい年したおとなの女が楽しくしちゃって……へへ……超楽しいよ!
紙の帽子とビニールのエプロンを付ける。ビニールのエプロン、最初構造が分からなくてどうなってんだこれ、みたいになった。


手作り体験は博物館のど真ん中、オープンスペースにバーンとエリアが確保されていた。2つのすり身と包丁みたいなもの、あと棒と板がおいてあった。板に名前を書いておく。
おねえさんの説明が始まる。右下のかまぼこ用のすり身は魚5匹分、ちくわは3匹分らしい。いのち……ありがとう……おいしくいただくね……。
手を洗ったあとにかまぼこ作りのプロのお手本が始まった。手元を写す用のカメラがあり、それで説明をしていたが、さすがその道10年以上のプロ、道具さばきがあまりに見事すぎてよくわからない。あまりに手さばきが美しくてなんか感動してしまった。その道のプロ、どんな道でも無駄をそぎ落としていることが多いから動きが美しいんだなぁ。
そのあとおねえさんが我々にあわせてゆっくりと説明してくれた。まずかまぼこのすり身を刃のない包丁を使って練るのだが、これが予想以上に重い!さっきのプロの手つきってすごかったんだな……と痛感。練ったものを板にちょっとずつ乗せ形を整える。私はツクラーで手芸とかもするからすごい楽しい作業だった。(ツクラー精神強めの私とKは活き活きしてる感あった)

初めてにしては悪くないんではなかろうか。かまぼことちくわの差はかまぼこは蒸し、ちくわは焼きらしい。ということで蒸し器まで作りたてのかまぼこの原型を運ぶ。こういうときって転んだらどうしよう……って緊張するよね。無事運びきれました。
ちくわも同様にすり身をねりねり。さっきより塊が小さいのと動かし方になれたのか少し楽だった。ちくわは作り方が包丁を使うのと手で作るのの2種類あるらしい。手で作るとわりと自由な形でできるらしく、最後はうさぎさんーと言っていた。間のゆきだるまさんはちょっと無理やり感あったし季節外れみもあったのが趣深かった。子供だとこの作り方楽しいやろなーと思いながら包丁で作った。
20分くらいでちくわは焼き上がるらしい。
2025/08/16 16:20 鈴廣かまぼこの里
ちくわが焼き上がるまでにとりあえずビールを買いにいった。駅直結の建物に箱根ビールも売っていた。箱根ビール、鈴廣が作ってるんだ……。かまぼこの里の正面に箱根ビール醸造所という建物も見えたわけだ。
ちくわが焼き上がるまでまぁオタクばなしのあれやこれやで盛り上がった。いろいろなオタク人生すぎる……

無事ちくわが焼き上がった。私が代表して受け取ったが、その際に「とってもきれいな形ですね!!」と褒められた。前の人の分から聞いていたが全員分褒めててすごいなーってなった。それでもちょっと自己肯定感は上がったので、軽率に褒めるというのは大事なことである。
ちくわは出来立てが劇的に美味しい!!!というわけではないけれども、香ばしくてふんわりしていてほどよくおいしくてビールが進んだ。かまぼこの受け取りはまだ時間がかかるので、駅直結の建物でお土産を物色。ぷちかまと海のスフレ、しそかおをり巻と買ってしまった。かまぼこも蒸し上がるからもう2週間は練り物食べまくるしかないな。
かまぼこを受け取りに博物館の方へ戻る。ほんのり暑さも残る道を気だるい気持ちで歩いてるとき、あーなんか夏満喫しちゃったなー感あってすごくよかった。ずっとあれやこれやの闇のオタクトークが続きまくっていて、「ただ好きでいさせてくれたらいいのにな、なんでそんなんが難しいんだ」というつぶやきがなんともいえない切なさでよかった。みんな煩悩など消えなかったみたいだ。16:40、無事人数分のかまぼこを受け取り、すべての仕事が終わった。
2025/08/16 16:50 小田急線小田原駅
かまぼこを受け取ってとりあえず小田原戻るかーと思ったら5分後に電車が出発ということでダッシュする羽目になった。なんかもうへとへとだったな。小田原からは事前予約していたロマンスカーを待った。17:30の便なので30分くらいで軽く土産と、暑いので追加でココアフロートも買った。冷たい甘い物2回も買うの、調子乗ってんね。滝行で疲れてたからしゃーないしゃーない。
横浜に住むHとはここで別れた。現地で解散もおとなの遊びみがあっていいですね。

土曜の夜に新宿に戻るロマンスカーはハイシーズンだけどもそんなに人がいなかったので、三人で座って席を回転して見合わせる形にした。ロマンスカーは席が回るんだった!観光列車を感じる!
疲れ果てて寝るかなーと思ったら、なんかぶっ続けで喋り通していた。みんなめっちゃ喋るメンバー、おもしろかったな。なんかあっという間だった。
路線が違うので新宿でNとHの2人と別れた。いやー本当にいい一夏の思い出だった。2025年の夏、といえばこの1日のことだろうな。みたいな感じがあった。
まとめ
ということで「滝行気になる!」の人に向けたまとめです。あくまで2025年8月現在、小田原の大乗院さんで行ったレポのまとめ、という前提で読んでね。
- トータルの時間は8時半集合で現地では確か11時半くらいに終わったので3時間くらいは見たほうがいいかも。人数いたらもっとかかりそう。
- 煩悩を消すよりも祈願のつもりで行ったほうがいい。煩悩は消えた感じなかった。
- 滝行、「あっ死ぬかも」の恐怖感がある程度安全に楽しめる感じはあった。久々にホラー映画等では味わえない「肉体の死への恐怖感」が来た。
- でも多分ちょっとしたモヤモヤは「もーどうでもいいや」にはなりそうだった。死への恐怖からのアドレナリン、大声を出すこと、大自然感等、少なくともストレスの発散にはなる。
- 絶対複数人で行くべき。滝に入った瞬間「あっ無理かも」と思うけど、道連れがいるなら道連れもやれてるし……!の気持ちになって耐えきれた。住職曰く、一回の滝行で6人くらい入れるらしいです。(6以上だと別グループに分かれると思う)
- 体力は使うと思うから体力自信ないさんは厳しいかも。鍛えようぜ!
- 素直に夏とか暑い時期に行ったほうがいいと思う。これ冬とか絶対無理だわ……
- 持ち物としてタオルはあったほうがいいです。
- 私だけサンダルだったけど、ずぶ濡れになったあとに足丁寧に拭くのだるそうだからサンダルで正解な気がした。
- メイクはしなくていいです。たぶんこれ落ちないの無理じゃないかな……
- 鈴廣のかまぼこちくわ作り体験楽しかったよ。滝行とセットでいくなら滝行の午前の回なら1430開始のラストの回でちょうどいい時間配分でした。
滝行、もう一回やりたい?って言われたら、とりあえずしばらくはいいかな、でももう一回やるのはやぶさかではない、って感じでした!興味あるなら早めに行ってみていいんじゃないでしょうか!と思います!
