おどらにゃそんそん

好きなものを摂取しながら楽しく生きたい 異論反論は程々に聞きます

バレンタインにラブフレーズ王決定戦見てきたヨ

2月14日に原宿某所ことアジトオブスクラップでラブフレーズ王決定戦見て来ました。

ラブフレーズとはっ 自分の中から生まれいづる 映画も真っ青なキザな愛の言葉であるっ そんな「キザで恥ずかしいくらいのロマンティックな愛の言葉」でもっとも会場を魅了した男を決めようというイベントである! ちなみに公式サイトはこんなかんじ。

入口でドリンクチケとともに白いバラ・赤いバラ・チョコレートをもらう。 チョコレートは食べないでくださいね、とのこと。

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写真だと激しく白いバラが色飛びしてるけどまあいいや。

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会場入ったらスクリーンにどーん。右はじのセリフは公式のポスターとかにも使われていた、 「友達になるために、好きになったんじゃない」 キャーキザー!なんか恥ずかしいーーー!

そして19時半に開演。毎度おなじみSCRAP代表加藤さんが今回は司会進行してました。(最近リアル脱出ゲームで加藤さんみなくてさびしかったので正直うれしかった) 「2月14日、バレンタインにここにいる人はいわゆる負け組なのか勝ち組なのか!」カップルで来てる人もいましたね…私一人でしたけど。 加藤さんいわく「イベントの歴史を変えるかもしれない、そんなラブフレーズ王決定戦」!すごいですね、少なくとも新しい愛の言葉が生まれる場所なわけですよ!素敵ですね!

ラブフレーズ王決定戦、ルールは以下のとおり。 +一対一のトーナメント戦。 +お題にそったラブフレーズを発表(お題はその場で発表!) +道具・人の利用は可能 +ラブフレーズを伝える前までの小芝居・茶番は2分まで可能。(長すぎるのはアウト) +出場者が発表を終えたら会場全体で多数決。一人目がよかったら赤いバラ、二人目がよかったら白いバラをあげる。 +ちなみに特別審査員二名は三票分もってる。 +最終戦はチョコレートを出場者に渡してチョコレート数が多かった方が勝ち。

その場での乱入募集の後、(結局だれも乱入はしなかった)事前に出場申請されていた方の自己紹介&トランプによるトーナメント表決定。 一人目から日本語カタコト…。(後ほど超流暢であることが判明) なんかにゃんちゅうのぬいぐるみ持ってる人いる… なんかバスローブ着てる人いる…。 自己紹介終了後の司会の加藤さんの一言。「いやー会場のみなさん、飛び入り参加しなくて正解でしたね!!」 恐ろしく濃かった…さすがラブフレーズ王を目指す猛者どもなだけありました。


自己紹介の後はさっそく第一回戦のお題発表。 「10年以上友達だった女性に告白する時のラブフレーズ」 いいですねとてもきゅんきゅんするシチュエーションです、会場も「おおー」って感じでした。 トーナメント選、なので全出場者の発表が見れると同時に、半分の出場者が消えるわけですね!

ルールにあった通り、人を使ってもいいということで、会場内の女性を相手役に見立てる人が多かったですが、 「10年来の友人」という設定を活用して、一人目の人が指定した女性を再び指定して、三角関係にしてる人とかもいましたねー。 よくアドリブでそういうこと思いつくなぁ…!

この回は一人目の発表者、ジェイさんの「お前の彼氏を今までいっぱい見てきたけど、俺が一番ふさわしいと思うよ?」が個人的にきゅんきゅんきました。きゅーん。 ちなみににゃんちゅうの人とバスローブの人、どっちも一回戦落ちでした…出落ち感否めない…!


第一回戦の熱もさめやらぬうちに第二回戦のお題発表。 「本命以外の子にバレンタインチョコをもらった。傷つけないように振るときのラブフレーズ」 傷つけずにでも確実に傷つけることをせねばならんわけです。とてもむずかしいことですね。

この回は「済まないが俺のキャンセル待ちは女が600人男が300人、猫が1000匹いるんだ」(数字はもっと細かったけど忘れた) のバルタンさんがよかったなぁ。意味不明だったけど仕方ねえなって気分になった。

ここで、最後の二人になるわけです。 最後の二人は、二回戦で「妹みたいな存在だから」と振ったジェイさんと前述の猫1000匹のバルタンさん。 方やとても身近な感じで、もう一方は恐ろしく自分の世界観を作り上げているような、割りと両極端な二人が残りました。


そして最終戦は特別審査員の嶋さんが決めたお題。 電車で一目惚れした女の子にかけるラブフレーズ。 ふたりともが苦手そうなシチュエーション、ということで全く知らない女性に声をかけねばならない状態です。

そのお題に対し、ジェイさんは最初の声掛けが肩を叩いたあとの「笑って?」だったのがとてもよかったです。 いや実際やられたら「えっ」ってきょとんとして、笑えないだろうけども。 そして「君の笑顔はとてもステキだ、僕は幸せになれた、君が僕に与えてくれた幸せ以上のものを君にあげたい、一緒にいこう!」! キャー!ハズカシー!悪くない!!

そしてバルタンさん、それまでは「ステージに立つ俺と観客であるお前」シチュエーション使ってきたバルタンさん、 電車の中なのにやっぱり似たようなメソッド使って来ました…! 後ろから声をかけて「そこの君、振り向かなくていい、後ろ姿だけで全てがわかる」 …エスパーかよ!!!!と思いましたが 「今の電車から、全てを捨てて、俺の電車に乗り換えないか?」 キャーーーーー よくわからないけどキャー。 というか私の大好きなアニメである輪るピングドラムっぽくてすげー内心キャー。

そんな感じで二者の発表が終わったら投票です。 最終投票のみ、発表者二人に目隠しして、それぞれ手にかごを持ってもらって最初に配られたチョコレートを入れていく方式。

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司会の加藤さんも言ってたけど決勝戦出場者どっちもヤクザっぽいwww でもあまーい言葉が出てくるもんなんです。そういうもんなんです。

そんな男性二人の前に男女問わずぞろぞろと列を作っていく姿はなかなかに壮観でした。

そして結果…!第一回ラブフレーズ王決定戦は、「俺の電車に乗り換えないか?」のバルタンさんに決定ー! ぱちぱちぱち。

特別審査員の総評としては、「ラブフレーズで大事なのは、「世界観をいかに伝えるか」」とのこと。 完全に舞台を作り上げていたバルタンさんの他、「にじみ出る自分のオーラ」をちゃんと理解して、 それにあった物語をいかに作り上げていくかがポイントだったようです。 (途中敗退された茶太郎さんという方は第一回戦では「朝の弱い自分のためにいつも起こしてくれてありがとう」という 告白文句使ってましたが、そのときの「ああ確かにこいつ朝弱そう感」が出てたのがよかった、とか) 逆にいうと、「見た目」が先行しすぎて、それに内容がついていかなくてちぐはぐした感じになっている人もおおくみられました。 限られた時間で「物語」を伝えるためには、自分のキャラ把握が不可欠みたいです。

あと加藤さんがおっしゃってたのは、「イベント終わったあと、女性がキラキラしてる!」とのこと。 ときめきって大事な要素なんですね!

個人的な感想としてはこのイベントとても楽しい辛かったです!!というか恥ずかしかった!! 普段あまりラブフレーズなどを使うことも使われることもないので、なかなかに新鮮でございました。 思わず「キャー!」って言っちゃうあの感じ。少女漫画読んでると沸き起こるあの感じ。 たまに味わうのはとてもよろしいと思います。

強いて言うなら今回のイベント、「出場者が事前にじっくり考えてきたラブフレーズ」も聞きたかったなぁと。 完全にアドリブ一本勝負な部分があったので。

でもとてもイベントらしい、いいイベントだったとは思います。 第一回、とても満足だったので第二回があれば是非参加したいなぁ(いや見る側ですけど)

ちなみに、イベント終了後、タイトルがモニターに写ってたんですけどちゃっかりセリフが変わってました。

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次回開催時にはこのセリフがビラに使われるんですかね!楽しみです!

今後もヒミツキチのイベントには行きたいなーーー。 あとダメ出しとして私記事公開するの遅すぎだよね…うん…。もうちょっとリアルタイム性欲しいよね…