おどらにゃそんそん

好きなものを摂取しながら楽しく生きたい 異論反論は程々に聞きます

サボりのススメ

通学、通勤時間は短ければ短い方がいい。

うちの父はそういう人だったため、社会人になるまで通学に30分以上かけることはない環境で生活をしてきた。 最近、今の仕事の事務所が移転したため、一時間通勤から1時間半通勤になった。朝も始業が9時より前なので、家を出るのは七時前だ。

昨日は会社をさぼった。 六時半に目覚めて、「あ、起きたくない。というか会社行きたくない。」と直感した。 そりゃあいつも喜んで行きたくはないさ。好きで六時半起きしてるわけではないし、むしろ嫌だ。 多分これは午後によくわからんうちに死にたくなるタイプのあれだな、と感じた。 ので休んだ。 多分家が近かったらまだ違うのだろうけど、そういうときの1時間半って絶望的に長いと感じるのだ。少なくとも布団の中から想像する時間では。

というわけで頭痛ってことにして会社に電話をかけた。 うちの会社はわりと休みは多く取れる会社ではあるので、まぁスムーズではあった。

体調が悪いわけではないので、ちょっと心は痛んだが(特に年度末でちょっとだけ忙しいので)、まぁ仕方ないよなーと思ったので、なんかすっきりした。 というか体調悪くないけど精神は弱ってるってなんで体調に含まれないんだろ。とも思った。精神ははっきり見えないからこそ軽視されてるよなー。本当はすごく大事なのに。とも。

まぁそれは置いておいてだ。 二年前に鬱で毎日泣いていた時期を思い出した。 そのときに上司でない、別プロジェクトの先輩に言われたのが、「お前、今週仮病で休め。」だった。 それまではずっと毎朝泣きながら行きたくないよっていいながら中央線に乗っていた。 久々に平日に休んでびっくりしたのは、「平日の昼間に、意外とみんな普通に出歩いているんだ」ということだった。 昼の中野は人混みだった。いろんな年齢の人がいた。くらくらした。 よく理解できなかった。

ここで思ったのは、「自分が逃げてもわりと世界は回る」ということ。 たしかにまだぺーぺーだからというのはあるよ。なんの能力スキルもない。誰かへの影響は少ない。 でもきっと急に仕事場の誰かがいなくなっても、最初はみんな戸惑うだろうけど、なんだかんだで回していくのだ。

サボることよりも、「絶対に休んじゃ、逃げちゃいけないんだ」と思いこむことのほうがもっといけないことだと思うんだ。 もちろん、それでずっと逃げ続けてたらいけないのだろうけども。一日くらいはそういうことがあってもいいんじゃないかな。と今自分に言い聞かせている。