おどらにゃそんそん

好きなものを摂取しながら楽しく生きたい 異論反論は程々に聞きます

名前をつけるということ

一昨日くらいから彼氏さんのフェレット欲が高く、多分間違いなく、今夜フェレットがうちにくる。

昨日から名前をどうするかを考えているが、思い返してみれば生き物に名前をつけるという行為は10年ぶりだな、ということに気づいた。 10年前、当時私は中学生。父の単身赴任が決まり一人減るなら一匹増えてもいいよね、といって猫をもらってきて以来だ。 猫はメスだし、とても美人だったので姫っぽいよねということでヒメ様と名付けた。そんな彼女は、今も実家で完全なるお姫様としてヒエラルキーのトップに君臨し続けている。

では今回はどうしよう。 オスの予定だし、とりあえず今まで物語の妄想やゲームキャラにつけたように色の名前から取ろうか、はたまた何か別のものからとろうか。花や鉱石なんかでもいいかもしれない。 あと昨日の夜に彼氏さんと話し合ってたときは何故かずっと食べ物の名前だった。てんぷらとか。あとはIT技術の名前。でもRubyPerlならいいかもしれない。二人ともRubyPerlも書けないやん!なんでや! とりあえずIEだけはやめよう、みんなから死ね死ね言われるから、とも話した。(今も会社でIE6使ってる私としては本当にIE死んでほしい。多分技術者なら本当に死んで欲しいんだろな)

そこで思ったのが、「その技術を10年後も鼻で笑わない、馬鹿にしないのならその名前をつけていい」ということだ。つまり、新しくうちにやってくるであろう同居人(フェレットだけど)は生涯その名前を背負うのだ。同様に、私も同居人(フェレットだけど)を生涯その名前で呼ぶのだ。同じ名前のものが馬鹿にされていたら不愉快にもなるだろう。だからこそ慎重につけなければならない。

あと、自分の創作物のキャラクターに名前をつけるのとはまた違うのは、創作物のキャラクターなら「こういう性格、見た目のキャラクター」というのが自分の中である。 でも、生き物はそうではない。少なくとも自分の思う通りにはいかないだろう。 また、人間の子供と違って、「将来こんな風にそだって欲しい」といった願いも特にない。フェレットさんがうちに来るならば全力で愛すし健康で長生きして欲しいと思う。ずっと愛らしくいて欲しい。一緒に楽しく暮らしたい。ただそれだけでしかないのだ。

あと人間の子供とペットの名前、決定的に違うのは呼ぶ人数だ。 子供だと今後何百人何千人という人がその名前を呼び、彼をその名前をもった人として認識する。しかしペットは完全にうちだけ、私と恋人とその知り合いしか知らない存在になるのだ。だから、そこまで責任は大きくないのかもしれない。

また、ペットの名前なので生まれた日と家に迎える日が違う。事前情報によるとうちに来るであろう子は12月生まれ、でも来るのは多分今日。季節の名前をつけるとしたら、どっちに合わせる?

とりあえずそんなことを考えきよき今日一日仕事をしていた。 名前を考えるのって大変なんだな。