おどらにゃそんそん

好きなものを摂取しながら楽しく生きたい 異論反論は程々に聞きます

UNISON SQUARE GARDENのCIDER ROADを聴いたよ。

UNISON SQUARE GARDENのCIDER ROADを聴いたよ。

タイバニのオリオンをなぞるからハマって早2年?もう2年なの?!やだー! 四枚目のアルバムとなった今作ですよ。

三枚目のPopulus Populusがまたすごくいいアルバムだったので強い期待と落ちたらどうしようという不安感があったのですが、

いやぁ。見事でした。 今回もすごくいいアルバムだなーと。

二枚目のアルバム、JET.COから比べると三作目はすごくpopな感じがしたんですが、さらにそのpopさをあげてきた感じ。 実際popに振り切っている、ってことをインタビューで言ってるしね。 ナタリー - [Power Push] UNISON SQUARE GARDEN「CIDER ROAD」インタビュー (1/4) 照れるくらいのポップ!いいねぇ好きだよ!ベッタベタなメロディライン、大好きよ!いいじゃない!

個人的にはオリオンをなぞるからUNISONに入って、「3ピースバンドなの?!え?!キーボードいねーの?!」ってなったクチで高校でトランペット吹いていた私としては、ピアノとか管楽器ちょいちょい出てきたのはなんか嬉しかった。もちろんスリーピースの音もいいけど、金管入ると一気に華やかになるし、ピアノの音はとても透明感があがる感じがして。

今回のアルバムもすごいなって思うのは、先行シングルの流星のスコールとリニアブルーを聴きながら、どっちもすごく強い曲というか超ポップな曲なんですが、どちらもアルバムの流れに綺麗に軟着陸してる。アルバム買ったのにシングル曲ばっか聞いちゃう現象はあるあるだと思うけど、他の曲もすごいポップだから先行シングルに圧倒されてない。すげー。

あとやっぱり最初と最後は特に大事だとは思うんですが、今回の一曲目のうおおおはじまるううううってワクワク感は異常。すごくワクワクした。 終わりの曲はだいたい余韻残してしっとりかどアッパーで締めるのが世の常だと思いますが、いい具合にどアッパーな曲です。シャンデリアワルツ。サビ後の三連符が印象的な曲ですなー。最後の曲聞いたあとにまたあのワクワクするイントロの一曲目ですよ。リピートするわこりゃ。

不満点をあげるとした「アルバムらしい曲」はなかったかな。WINDOW開けるとかCAPACITY超えるとか。今見るとJET.COのアイラブニージュー周辺はすごくアルバムっぽい感じだよなーと。シングルじゃない。 多分今回のその「挑戦的楽曲」に当たるのは金管突っ込んできたお人好しカメレオンとゆったりバラード?の光のどけき〜なのかなーと思うんだけど、どっちも明るいポップーな感じだしな。でもしっとり系の楽曲だと、今までも未完成デイジーとみ気まぐれ雑踏とかもあったしなー。どっちも好きな曲ではある。

とあと。あアルバムのアートワークがすげー好みでした。穴開いてて奥のCDの三色が出てくる立体感とか、白と暗め青みがかったベージでつづいて、最後に青で清涼感持ってくる感じとか。全体的にスッキリしててでも爽やか過ぎず落ち着いてる感じとか。裏側が氷の入ったグラスの写真も、透明感だけじゃなくて黒強調することで深み出してる感じとか。あと何よりもハリネズミすげーかわいい。

とりあえず今回のアルバムもすごく満足。 まだ流してしか聞いてないし歌詞あんまり読んでないけど、今後聞き込んでいく予定です。